カテゴリ:live

  • グローリー・ゴスペル・シンガーズ@横須賀芸術劇場
    [ 2010-12-23 23:59 ]
  • 上妻宏光ソロデビュー10周年特別公演~伝統と革新~@オーチャードホール
    [ 2010-11-23 23:59 ]
  • 渡辺建&Friends@スイートベイジル
    [ 2010-10-25 23:59 ]
  • Y^s^B@welcome back
    [ 2010-10-12 23:59 ]
  • スタッフ・ベンダ・ビリリ@横須賀芸術劇場
    [ 2010-10-10 23:59 ]
  • 上妻宏光「生一丁!」@ヨコスカ・ベイサイド・ポケット
    [ 2010-09-11 23:59 ]
  • ヨコスカジャズドリームス2010@横須賀芸術劇場
    [ 2010-07-31 23:59 ]
  • 木乃下真市・TENBIスペシャルライブ@GRAFFITI
    [ 2010-05-26 23:59 ]
  • 鼓童@県民ホール
    [ 2009-12-22 23:59 ]
  • GONNA@晴れたら空に豆まいて
    [ 2009-12-14 23:59 ]
クリスマスと言えば。
やっぱり、ゴスペルコンサート。
今年は、グローリー・ゴスペル・シンガーズのチケットが、けっこう良い席が取れて、すごく楽しみで。

昨年は、ソウェトゴスペルクワイアを聴いて、伴奏はパーカッションだけの、全編アカペラ勝負の彼らの迫力にノックアウト。
今年のグローリー・ゴスペル・シンガーズは、fromニューヨークやから、同じゴスペルでも、また全然違う感じなんやろなーってドキドキワクワク

開演前。
舞台上には、シンセやらドラムやらが設置されてて、ちょっと意外な気がする。
でも、考えてみたら、シンセはあらゆる音が作れるんやから、別に意外でもないか。
開演をお知らせするベルが鳴って、ほどなく、暗い舞台上に、シンセとドラムとベースの3人が登場。
いきなりシンセから始まった音楽は、なんかこれ、ピンクフロイドっぽくない?(しかし古いなオイラも)って思ってたら、ドラムとベースが入ったら、今度はイーグルスみたいな感じに
これにゴスペル?
舞台にシンガーたちが現れると、のっけから、ノリノリのナンバー。
ほらほら、みんな立って!
え?のっけからですか?
そして、いきなり始まった、コール&レスポンス。
しかも、それがけっこう難易度高くて、全く音楽の素養のないtoraとーちゃん、どん引き。
続いては、天使にラブソングの劇中歌から、またもノリのいいナンバー。
すっごいかっこよくて、ほんと、映画のワンシーンを目の前で見てるみたい。
めっちゃ楽しいけど、でも、オイラ、こんなゴスペルが聴きたかったんかな?って、チラッと考える。
すると。
わかってるわよ、って感じで、Silent Nightから始まった、THEゴスペルのナンバーの数々。
コンサートのチラシに、ダイアナ・ロス、アレサ・フランクリン、ホイットニー・ヒューストンなどのアーティストが大絶賛!!と書いてあって、ほんまにぃ?って思ってたけど、マジ、マライアが7人?みたいなすごい迫力の歌声が、アカペラあり、ビートの効いたクリスマスソングあり、じっくり聴かせるゴスペルありの、これでもかって感じで、どんどん繰り出されてくる。
とりわけ、手が伸びてきて、心臓をグッと掴まれたような気がしたのが、「主よ、今ここに来てください」と歌う黒人霊歌、Kum ba Yah。
たぶん、彼らのコンサートでは、必ず歌われる、お約束のナンバー。
もちろん、どの曲をとっても、心を打たれないのなんかない、っていうほどなんやけど、ほんとにこの曲は、静かに、でも魂を絞り出すように歌う彼らの声に、胸が苦しくなるほど。
彼らにとっても、特別な曲なんやと思う。
そして、漕げよマイケルでは、バンマス自ら、舞台を下りて観客にマイクを向ける。
マイクを向けられた人たちは、みんな心の底から、ハレルヤ!と返す。
舞台と客席が、ほんとに一つになった瞬間。
2部の後半には、さあ、私たちと踊りたい人は、みんな舞台の上に上がってきて!と、大勢の観客を舞台に上げて、いっしょに踊りながら盛り上がる。
オイラも、せっかく1階席が取れたんやし、上がりたいなーと思ったけど、列の端には、年配のご婦人が座っておられて、彼女を、ごめんやっしゃーと越えていくのはちょっと気が引けて、今回は自重。
anyway。
舞台に上がっても上がらなくても。
こういうのをエンターテインメントって言うんやんなーって、つくづく思わされる彼らの舞台は、とにかく、いかに観客を楽しませるか、ということに、全てが凝縮されてて。
最後まで、舞台と客席が一つになって、盛り上がりまくった。
エネルギッシュでハートフル。
言葉にしてしまうと、ほんとに陳腐でつまんないけど。
でも、身体中を暖かい何かが駆け巡ってるみたいなこの感じ。
何て表現したらいいのか。

外に出ると、ロビーには、クリスマスツリー。
あ、赤い薔薇のオーナメントなんか去年なかったよー、こんな大きな星も付けて、なんか華やかになってるー。
ロビーでは、TシャツやらCDやらの販売をしてて、お買い上げの方は、もれなくこの後のサイン会に並ぶ権利があるらしい。
toraとーちゃん、Tシャツお買い上げ。
え、サイン欲しいの?
いや、サインは要らんけど、このTシャツ、ええなと思って。
そういう人もいるらしい。
うん、確かに、なかなか悪くない。
そんなで、サインは貰わず、会場を後にする。

今年もたくさんのライブ、一つ一つ、ほんとに楽しかった。
やっぱり音楽の力ってすごい。
熱い演奏を聴かせてくれたアーティストお一人お一人に、心からリスペクト、そして感謝。
また、どこかの会場で紡がれる、新しい音に出会えることを願って。
by hamanocotora | 2010-12-23 23:59 | live | Trackback | Comments(0)
遅まきながら、昨年、オイラにも三味線ブームがやってきた。
もちろん、邦楽器自体は、昔から大好きで、古くは、鼓童やジョン海山ネプチューンから、数年前まではレブンカムイにはまってたけど、洋楽器でも、弦より管の方が好きやし、邦楽器とか言いながら、よく考えてみたら、聴いてたのは、和太鼓、尺八、篠笛等のバンドばっかり。
そんなで、世間が三味線ブームになった時も、イマイチ三味線は…とか聞きもせんで思ってたけど。
なんせ、それまでの、生の三味線聞く機会って、歌舞伎とか、をどりとかの伴奏くらいやから、それが自分の中に、三味線のイメージとしてこびり付いてて。
昨年の夏、上妻宏光を初めて生で(って言っても大きいホールやからPAは通してるんやけど)聴いて、その時はもう、血が逆流するくらいの衝撃。
三味線って凄い、ってか、上妻宏光凄い。
その時は、他にも大勢出演者がいたんで、上妻宏光堪能ってわけにはいかず、後日あらためて、上妻宏光のコンサートへ。
そして、いきなりオイラを襲った上妻宏光ブーム。
存在は認識してたのに、ちゃんと聴かずに通り過ぎてきた時間が口惜しい。
その後、昨年暮れに、GONNAのライブで晴れ豆に言った時に、三味線をフィーチャーしたバンドが出演してて、あ、やっぱり三味線っていいな、って遅まきながら気が付いて、それから、上妻宏光以外の演奏もいろいろ聴くようになり。
今年5月には、みきが、木乃下真市のライブに誘ってくれて、凄い迫力に大興奮。
秋には、楽しみにしてた、上妻宏光の、生一丁!コンサート。
そして、今日。
1年のマイブームを締めくくるライブは、上妻宏光ソロデビュー10周年特別公演~伝統と革新~。

さすがに、10周年特別公演ということで、入口には、普段のコンサートでは、ちょっと考えられない、新装開店みたいな花がズラーっと。
スペシャルゲストも超豪華で、綾戸智恵、志村けん、夏川りみ、藤原道山、村治佳織と、さまざまなジャンルの卓越した才能が、5人も居並ぶ。
志村けんだけは、音楽畑の人ではないけど、実は、彼は、上妻宏光のお弟子さんで。
生一丁!の時に、志村けんとの交流についての話が出て、自分のオリジナル曲の中でも、難易度の高い「紙の舞」を、「これ、舞台で演奏したいんだけど」と言ってこられて、この曲は無理でしょーって思ってたんですが、習い始めると、志村さんは、前の回に言ったことを、次の稽古の時には、完璧に出来るようにしてこられて、時間がある人でも、それはなかなかできないことなのに、あんなに忙しい方がここまでやれるのかと、やっぱり一芸に秀でた人は違うと感服しました、みたいなことを話しておられて、機会があったら、志村けんの演奏、一度聴いてみたいと思ってたんで、今日は、それもすごく楽しみ。
第1部の幕開けは、ピンの演奏で、生一丁!でも聴かせてくれた、津軽三味線の名曲を、次々と披露。
10周年特別公演ということもあり、特に思い入れがある曲を選んでおられるに違いなく、1曲1曲、その曲にまつわる彼の物語が語られて、オーディエンスも、曲と共に、彼の歩みを追うことができる趣向。
最初に、第2部には豪華ゲストが登場します、と案内されてたんで、第1部はピンの演奏ね、と思ってたのが、では、次の曲、「紙の舞」と紹介があって、あれ?紙の舞は志村けんと演奏するんとちゃうん?って思ってたら。
演奏が始まって、ほどなく、後ろの壇上の幕が上がって、そこで、なんと志村けんが演奏してた
どうやら、志村けんは、豪華ゲストではなくて、お弟子さん枠らしい
それにしても、初めて見たわ、こんな緊張してる志村けん。
舞台の前に出てくる際、ちょっとギャグをかましたりするものの、どこかぎこちない。
今から演奏する大曲のこと考えたら、それどこやなかったのかも
それにしても志村けんにはびっくり。
上妻社中の精鋭たちのサポート演奏があったとは言え、紙の舞に続き、津軽じょんがら節~風林火山まで、見事に演りきった。
大曲ばっかりやん!

第2部は、上妻バンドでの演奏。
津軽三味線の名曲の演奏も、ほんまにほんまにええんやけど、オイラはやっぱりこっちのが好き。
お弟子さん枠の志村けんは別として、豪華ゲストのトップバッターは、綾戸ちえ。
相変わらずの綾戸節、志村けんつかまえて、チンパンジーって
あの大御所に、チンパンジーって言えるの、綾戸ちえくらいって言うか、彼女のキャラやから許されるんやね。
綾戸ちえがピアノを弾きながら、ストーンズのJumping jack flashでコラボ。
それにしても、三味線ってこんなんもありなんや。
う~ん、かっちょいい
次は、藤原道山。
彼とは、お互い、同志と言ってるだけのことはあって、普段から絡みも多く、他の人たちとのコラボとは、ちょっと違うレベル。
お2人揃って今年が10周年ということで、今年は、2人して「華」という曲を作って、お互いのアルバムでコラボ。
本日の演奏は、華、上妻バージョン。
火花が散りそうな、お2人の真剣勝負の迫力に、もう、興奮しすぎて、本日、最高潮の血液逆流~
村治佳織とは、今年のAGA-SHIOヨーロッパツアーを、村治佳織が聴きにいって以来のお付き合いとのことで、今回が初めての共演。
あー、でも。
村治佳織の演奏は素晴らしかってん。
もちろん、上妻さんの演奏も。
でもなんか、クラシックギターと三味線って、なんとなく響きが馴染まへん感じで。
両方ともアコースティックの弦楽器やから、喧嘩するんかなぁ。
いや、喧嘩は喧嘩で悪くないって言うか、思いもかけないようなサウンドになったりする可能性もあるんやろうけど。
今回は、ちょっと残念な感じかなぁ。
もうちょっと他の楽器も入れば変わるかもしれんけど。
また、次に期待。
最後が夏川りみ。
他のメンバーと比べたら、オイラ的には、なんで夏川りみ?って思ってたんやけど。
2人は、高校の時の同級生つながりらしい。
夏川りみって沖縄の高校ちゃうん?と思ったら、若くしてこの世界に入った2人は、堀越の同級生とのことで。
ついでに、SMAPの吾郎ちゃんも同級生、っていう話は、もちろん出んかったけど

演奏の素晴らしさ云々は、言葉にはしつくせないんで、あえてそれは置いといて。
上妻さんの交友関係の広さと、係わる全ての人からリスペクトされてることに、あらためて驚かされた。
それは、演奏の素晴らしさだけじゃなくて、人間性ってことやと思うけど。
彼の想いの全てを注ぎ込んだ演奏が、こんなに、聴く人の心を揺さぶる。
これ以上はもうないやん、っていうくらい高みに登りつめた演奏やのに、まだまだ新しい可能性も予感させる上妻宏光。
来年も、感動と興奮をてんこ盛りにしてくれそう。
期待してます!
by hamanocotora | 2010-11-23 23:59 | live | Trackback | Comments(0)
2日間家をあけると、片付けなあかんことが月曜日に集中、早く動き出したらええのに、なんとなく、何もかもが面倒になって、よけいにぼーっとすごしてしまう。
今朝も、今日中に旅行の写真の整理せんと、また、しばらくほったらかしてまうなー、と思いつつもグズグズしてたら、みきから、今PCにメール送ったから見て~、って携帯にメールが。

もう1杯コーヒー飲まんと頭しゃっきりせんわー、と、やかんを火にかけてPCを立ち上げる。
頭、糖分不足かなぁ、とか考えながらコーヒーを淹れてるうちに、何をしてたんか忘れてしまう。
えーと、何でPC立ち上げたんやったっけ?
あかん、ほんまに今日はぼーっとしてるわ、チョコレート食べよ。

そうや、みきからメールが来たんやった。
急なお誘いだけど~。今日、おっさんのお友だちがライブやるの。ご招待してくれるってメールがきたんだけど、良かったら一緒にいかが~?
いきなりバチッと目が覚める。
ライブ情報を検索してみたら、いわゆる高級ライブハウス。
シークレットゲストで小柳ゆきが来るらしい。
オイラまでおしかけてええんかなぁって一応返信するけど、行く気まんまん。
そうと決まったら、チャカチャカ片付けせんと。
toraとーちゃんにメールしたら、いいよ適当に食べてかえるから、って返事くれたけど、外食続きの上、今日もオイラだけ遊びにいくのは、ちょっと申し訳なくて、晩御飯を用意しとくことにする。
さっきまでの、何もしたくない~気分は何やったんか

六本木のスイートベイジルは、ブルーノートやモーションブルーと似た感じの、お食事も楽しんでくださいね、系ライブハウス。
入口で貰ったライブスケジュールを見ると、ブルーノートやモーションブルーと比べたら、外タレの出演こそ少ないものの、メジャーな人ばっかりで、チケットも、どれもいいお値段。
吉澤ひとみとか森口博子なんてのもある

今日は、渡辺建&Friends。
渡辺さんはもちろん、ゴダイゴの浅野さん他、メンバーは、スタジオやバックバンド等で大活躍の方ばかり。
飄々と演奏されてるけど、サウンドの厚みって言うか、サウンドを作り上げてく上手さが、プロフェッショナルぅと、心の中で拍手。
みなさん、超絶技巧にばっかり拍手を送るけど、音を重ねてく上手さに、もっと拍手を送ろうよ。
みきから、たぶんチョッパーはないよって聞いてたから、ファンキーな曲は演らへんのやと思ってたら、ラッパも2本入ってるし、ファンキーな曲もけっこうあって、楽しませてくれる。
でも、ファンキーな曲の時も、渡辺さん、全然チョッパーしなくて、そのくせ、親指でリズム取ったりしてるから、チョッパーやりたいんやったら、やったらええやん!って言ってたら、みきとーちゃんが、彼のベースは、フレット落としてあって、ウッドベースと同じ作りにしてあるから、ああいうベースは、チョッパーできないんだよ、と教えてくれる。
そうなんや。

貰ったスケジュールの、バンドの紹介文を見たら、「ロック、ソウル、懐かしの洋楽ヒット曲、それぞれのメンバーのヒット曲を交え、」と書いてあるだけのことはあって、ほんとにいろんなジャンルの曲が繰り出されて、客席を飽きさせない。
ただ-みんなすごく上手いしサウンドも厚いのに、なんとなく何かがちょっと足りへん感じがするのは何なんやろ?
もどかしい気持ちで悶々してたら、 小柳ゆきの登場で、答えがわかった。
1つだけやけど、一番大事なピースが抜けてたんやん!
彼女が入った途端、全然音楽が変わってしまった。
この存在感、小柳ゆき、凄い、凄すぎる
まずは、たぶんお約束の、「あなたのキスを数えましょう」。
もちろん、それも良かったんやけど。
圧巻やったのは、「空が落ちてくる」。
歌姫降臨~
ライブに行っても、わぁ~歌姫や~、みたいに思うことは、ほとんどないんやけど。
綾戸智恵さんの時も、すっかり綾戸ワールドに魅せられてしまったけど、歌姫とは思わんかったもんなぁ。
ま、綾戸さん、姫って歳ちゃうか
いや、金子マリは歌姫やから、歳は関係ないよな。
ってか、歌姫と言えば金子マリって、オイラどんな歳やねん

第2部は、サーカスの叶高さん登場。
演奏も、もちろんいいに決まってるんやけど、叶さん、べしゃりがめちゃ上手い。
綾戸さんほどではないにしろ、トークで会場の空気を暖めて、叶ワールドにしてしまう。
オネエキャラでのトークが、特におもしろくて、12月に恵比寿で、オネエキャラでライブやりますから、という告知に、みきと、行きたいね~
まあ、今日、叶さんのトークが際立ってたのは、他の人たちが、べしゃり酷すぎっていうのもあり。
これだけ演奏は上手い人たちが、何故かみなさん、揃いも揃って、MCがちょー拙い
これだけ口下手やと、かえって好感が持てるくらい
ナルチョおじさんが、めちゃめちゃMCが上手くて、ライブに行ってもしゃべってばっかりで、他のメンバーに、ナルチョさん、そろそろ曲って言われて、そっか、曲も演るのか、くらいの勢いなんで、そんなもんかと思ってたら。

最後は、小柳ゆき再登場で、叶高さんとデュエット。
当然やけど、本日最高の盛り上がり。
今日は、ほんとに、いろんなジャンルの曲を聴かせてくれたけど、このバンド、絶対に歌ありがいい!
たぶん、自分でチケットを取ってくることはないライブやったけど、予想外に楽しかった~

みきとーちゃん、ありがとうございました~
by hamanocotora | 2010-10-25 23:59 | live | Trackback | Comments(7)
みきとーちゃんが、またライブ出演されるということで、大塚でちょっと遠いんだけど良かったら~、とみきからお誘い。
大塚は全然遠くないんやけど、2日前がスタッフ・ベンダ・ビリリのコンサートということもあり、ちょっとおなかいっぱい気味になってる可能性が高くて、せっかくのおいしいごはんを堪能できませんでした、みたいなことになったら残念、というのだけが心配で。
みきのメールには、ファンクありラテンあり、と書いてあって、普段なら、二つ返事で伺うとこなんやけど、一応、バンドの情報をチェック。
そしたら、なんと、ホーンセクション4人。
わ、めちゃめちゃ好みの編成やん。
これは行くっきゃない。

今日のライブは、トランペットの藤井陽一さん率いる、Y^s^B(よーいちすーぱーばんどと読むらしい)。
個々のメンバーは、スタジオやバックバンド等で大活躍の方ばかりで、今日は、ギャランティーとか、そういう世知辛い話抜きの(かどうかは知らんけどオイラが勝手にそう思ってる)、自分らのやりたい曲を好きなように演奏する、基本的に、演ってる俺らが楽しむライブやけんね、みたいなライブで。(ほんまか
みきとーちゃんも、先日の津軽三味線のサポートしてた時より、ずいぶん楽しそう。
なんせ、あの時は、顔だけは笑ってても、目は全然笑ってなかった
ライブは、いきなり、めちゃめちゃファンキーなラッパが2曲続いて、のっけから盛り上がりまくる。
これこれ、これが聴きたかったんやんかぁ
小さい箱で、ラッパ4本立てで、ファンキーな曲なんか聴かされたら、血が逆流してまう~
しかも、のっけから2曲も~
でも、さらにカッコ良かったんが、マイケルの、Wanna be starting something。
それってマイケルの、あのダンスなかったら意味なくね?って思われそうやけど、いやいや、なんの。
ラッパで演ったら、こんなかっちょええんや~
オリジナル曲の、金の鯱は、ベースがフィーチャーされてて、これも、めっちゃカッコいい。
ライブ自体は、ホーンセクションメインのが好きやけど、何故かいつもベースに萌えてまう、ちょっと屈折してるオイラ。
どことなく橋本知事似の脇元さんのベースは、ナルチョおじさんみたいにエロくも、櫻井さんみたいに洗練されてもないんやけど、こんな箱でホーンセクション4本向こうにまわしたら、これっきゃないでしょーくらいの重さで、下っ腹にゴンゴン響いてくる。
チョッパーって、バチバチとかビンビンって形容したいとこなんやけど、ゴンゴンゴゴゴンって感じ。
はぁ~、もう興奮しまくり~

休憩時間に、みきとーちゃんと挨拶。
一所懸命演ってんのに、顔が怖いってみきに叱られてる
でもさー、キーボードパートって、へちったら曲が台無し、みたいなとこあって、笑ってられへんみきとーちゃんの気持ちわかる~
入口で、プログラムですって渡された紙、見たら全然プログラムじゃなかった!ってみきとーちゃんに訴えたら、だってプログラムなんてないから、って。
リハーサルの時に、じゃ、これとこれ、やる?みたいな感じで決めてるからねー。
え、そうなんですか?間の合わせ方とか絶妙で、かなり合わせてるのかと思ってました。
えー、ぜんぜ~ん。
それくらいじゃないと、スタジオミュージシャンなんか務まらんよ、ってことなんかもしれんけど、それにしても、スーパーな人たちばっかりとは言え、カウントとはびみょーにずれた間を、リハーサルだけで、バチっと合わせてくるあたり、これぞプロフェッショナルぅ、としか言いようがない。
第2部の幕開けはオシビサで、第1部とは打って変わって、ラテンの香りいっぱい。
踊りたくなってまうけど、みなさんおとなしく座ってはるし、万が一、みきとーちゃんに迷惑がかかるようなことになってはと、ここは自粛。
オシビサから2曲目のサンタナへ、続けて演るはずやったらしいんやけど、バンマスが段取りを間違えて、隣の岡田さんに、「続けて演るんちゃうん?」と突っ込まれる。
あ、大阪の人や、といきなり親近感。
次のCongaとLaylaは、どうやらみきとーちゃんの希望らしい。
Laylaは、初めて聴くアレンジ。
え、これ、みきとーちゃんアレンジ?
違うよー、Laylaはいろんなのあるんだよー。
そうなんや、クラプトンのしか知らんかった。そっかー、ラテンの香りのLaylaねー。
でも、やっぱりLaylaは、クラプトンのが好きかなぁ。
って言うか、あの切ない感じは、やっぱりギターでしょーって思うんやけど。
ファンキー大好きやけど、こういうのもええなーと、南のリズムに身をゆだねてたら、またいきなりファンキーが戻ってきた。
破裂に向かって、どんどん膨らんでく風船みたく、会場の空気がどんどん膨張してきて、ラストの曲に雪崩れ込んでく。
盛り上がりまくって、最後はスパーク。

やっぱ、ホーンセクションのファンキーフュージョン最高。
そこに、エロいベースが絡んだら、もう死んでまうけど。
今日のベースはエロくなかったんで、幸い死なんですんだけど、でも、最高に楽しかった~
バンマスが、なかなかスケジュール的に難しいんですが、できれば、毎季節やりたいと思ってるんですって言ってはったけど、次回も楽しみにしてるんで、万障繰り合わせてよろしくお願いします。
みきー、忘れんと次も声かけてなー。
by hamanocotora | 2010-10-12 23:59 | live | Trackback | Comments(2)
学生時代の恩師の著書に、「たかが音楽、されど音楽」っていうのがあった。
個人的には、たかが音楽、と思ったことは一度もないけれど。
むしろ、知れば知るほど、音楽の持つパワーに、畏怖の念を抱くほど。
今日も、音楽ってすごいと、あらためて目の当たりにさせられた。
本日は、スタッフ・ベンダ・ビリリ@横須賀芸術劇場。

スタッフ・ベンダ・ビリリは、アフリカ、コンゴから来たアーティストたち。
いや、アーティストなんていう言葉を使ったら、彼らにせせら笑われそうだけど。
でも、楽器も手作り、そして、会場の空気を、あそこまで自分たちの世界にしてしまう彼らを、アーティストと言わず何と言おう。
度重なる内戦のために、世界最貧国の一つと言われるコンゴの中で、しかも路上生活者で、その上、身体障害者で、と何重にもハンデを背負った彼ら。
でも、そんな彼らの歌は、とてもパワフルで前向き。
横須賀芸術劇場では、ステージ正面の上方に、歌詞の邦訳が映し出されるんだけど、自分たちや、国が直面してる悲惨な状況を嘆く歌詞なんて微塵もなく。
むしろ、自分たちの半身不随の原因にもなった「ポリオ」では、親たちよ、子供を予防接種に連れていってくれ、と訴える。
踊りながら、あっけらかんと。
ダンスに関しては、車椅子の4人のリズム感も驚くほどだけど、ポリオの後遺症の症状が比較的軽い、松葉杖のカボセが、松葉杖を操りながら踊るリズミカルな動きは、まるで障害をあざ笑うかのよう。
彼らが繰り出す、シンプルでパワフルなリズムに、最初のうちは、おとなしく(?)座席で身体を揺すってた観客も、1人立ち上がり、2人立ち上がり、しまいには、客席総立ちで彼らと一緒に乗りまくる。
横須賀芸術劇場は、ノリがすごく良くて、舞台と一緒に空気を作るのが上手いお客さんが多い割には、比較的、客席は立たない劇場なんだけど
びっくりしたのは、ジュナナが、車椅子の上では、どうにも我慢できなくなったのか、車椅子から飛び降りて床の上で踊り始めて、でも、いざ車椅子に上がろうとすると、メンバーの中でも最も障害が重い彼が、1人で車椅子に上がるのは、当然だけど簡単なことではなくて、でも、誰も彼を助けない。
袖にはスタッフがたくさん控えてるはずなんだけど、誰も出てこない。
でも、結局、彼は、こういうのはたいへんとは言わないんよ、って顔で、いざり上がって、車椅子の上で、何事もなかったかのように、また踊り始めた。
あ、誰か助けてあげないと、と反射的に思ってしまった自分が、ちょっと恥かしい。
ベンダ・ビリリとは、リンガラ語で、「外面を剥ぎ取れ=内面を見よ」という意味だそう。
なんだか、彼らの歌を聴いてると、障害は外見じゃない、コンゴ、最貧国、路上生活、身体障害、たいへん、かわいそう、みたいな画一的な考えに囚われてる、おまえの中にこそ、障害があるぜ、と言われてるかのようで。

休憩なしで、ぶっ通しで1時間半演奏して、たいがいヘトヘトだと思うんだけど、終了後、ほどなくサイン会開催。
健常者でも、1時間半も休みなしで演奏したら、ぐったりと思うんだけど、ましてや…
あ、まだ固定観念に囚われてるみたい

学生時代、研修で聾唖の人たちのための学校を訪れた時。
耳が不自由な人たちが、どうやって音楽を、と思ってたけど、彼らは、打楽器の振動に身をゆだねて、振動に合わせて、本当に楽しそうに身体を動かしてた。
その時、音楽の力って本当にすごいって思ったことを、思い出した。
音楽って、お金があるとかないとか、身体が自由だとか不自由だとか、そんなこと全く関係なしに、心が自由でさえあれば、どんな人でも楽しめる、ものすごいツール。
こんなものって他にある?
あらためて、音楽の力をみせつけてくれた、スタッフ・ベンダ・ビリリに感謝!
世界中からオファーがあるそうで、次に日本に来てくれるのはいつになるのかわからないけど、次の来日を心待ちにしてます!
by hamanocotora | 2010-10-10 23:59 | live | Trackback | Comments(3)
今夜の夜行バスで大阪に移動して、明日は甲子園。
って考えただけで、気もそぞろって言いたいとこやけど、今日は阪神戦に負けず劣らず、ほんとにほんとに楽しみにしてた、上妻宏光のコンサート。
こんな楽しいイベントが2日連続なんて、もったいなすぎ。
もっと、バラバラに来てくれたらいいのに~

会場は、横須賀芸術劇場の小ホール、ヨコスカ・ベイサイド・ポケット。
横須賀芸術劇場には数え切れんほど来てるけど、意外にもヨコスカ・ベイサイド・ポケットは初めて。
入口には、本日の公演、上妻宏光「生一丁!」のポスターと、その上に、大きくSOLD OUTの文字が。
今日は、おそらく、いわゆる上妻さんのコンサートっていうよりは、昔ながらの津軽三味線の演奏を聴くコンサートやん?
津軽三味線のコンサートチケットの相場を全然知らんのやけど、上妻さんのコンサートにしたらちょっと安すぎる3600円のせい?とか思ったり、入ってみたら、めっちゃ小さいホールやったりして、とか思ったり。

が。
入ってみたら、小ホールと言いながら、思いの外、大きなホール。
オイラ的には、小ホールって言ったら、最大でも300人までのイメージなんやけど、これやったら軽く500人は入るやん。
そうかぁ、ここでSOLD OUTかぁ。
しかも、客層は、やっぱり普通の上妻さんのコンサートとは若干違ってて、この人たち、上妻さんのファンっていうより氷川きよしファンの方々?と思われる、オイラより年配とおぼしき方がほとんど。
津軽三味線好き、多いんやなぁ。

コンサートの始まりは、津軽じょんがら節の旧節から。
津軽じょんがら節に、旧節やら中節やらがあるってことを、今日初めて知ったオイラ。
津軽じょんがら節って言ったら、巷でよく演奏される新節のことやとばっかり思ってた。
しかも、派手なテクで掻き鳴らす、あの迫力ある演奏=津軽三味線と、なんとなく思い込んでたけど、全然違ってた。
考えてみたら、元々、津軽民謡の伴奏として発達してきた楽器やから、ピンで、じゃかじゃか鳴らすもんとちゃうわなー。
今回の、「生一丁!」というツアーは、津軽三味線の生の音に、たくさんの人に触れてもらいたい、という上妻さんの想いでやっておられるコンサートで、巷で流行ってる、腕っぷし披露大会みたいになっちゃってる津軽三味線じゃなくて、昔ながらの津軽三味線の魅力を広く伝えていかなきゃ、という、第一人者としての、彼の使命感みたいなのを強く感じる。
たぶん、チケットの安さも、気軽に来れるようにってことなん?とか思ったり。

そんなわけで、もちろん、一切PAなし。
小ホールとは言いながら、けっこう大きいホールやし、始まるまではマジ?って思ってたけど、それは、ほんま、上妻さんに失礼やったわ。
もちろん、会場の音響のすばらしさもあるんかもしれんけど、上妻さんの音は、光の線みたいに、どこまでも通っていく感じ。
しかも、一つ一つの音が立ってるから、赤の線と青の線が混ざって紫になっちゃうんじゃなくて、めちゃめちゃたくさんの線が織り成す万華鏡の柄が、どんどん変化してく感じって言えばいいのか。
それでいて、音色は、なんだか哀しくて、そして艶っぽい。
うーん、やっぱり、上妻さん、すごい、すごすぎる。
一応、お客さんも楽しみにしてるに違いないんで、ちょっとは、華麗なテクニックも披露してくれたけど、今日は基本的には、やっぱり、生の三味線の音と、昔ながらの津軽民謡を存分に味わってくださいね、ということで、オリジナル曲も、ほんのちょっとだけ。
オイラ的には、もっとオリジナル曲が聴きたかったけど、今日はそういうコンサートじゃないんで、我慢我慢。
でも、上妻さんは、MCもとても楽しいので、ほんとにお客さんを飽きさせない。
津軽三味線の、玄人っぽい楽しみ方、とか。
難易度の高いテクニックは、素人目にはイマイチわかんないとこに潜んでる、とか。
そもそも、伴奏っていうのは、すごくテクニックが要ることで(オイラも少しは伴奏法を勉強したから、独特のテクが必要なことくらいはわかる)、昨今は、演奏会で一緒になっても、伴奏できないんですとかいう若い人もいて、どん引きする、とか。
伴奏できんかったら、津軽三味線ちゃうやん、くらいの。

感動したり笑ったり血が騒いだりで、あっという間の2時間。
もっと聴きたいと思うけど、みんな案外あっさり引き上げるのは、この後ロビーである握手会に、早く並ぼうという魂胆。
もちろん、握手会があることは、来て初めて知ったんで、そんなん知ってたら、荷造りも全部済ませてから来たのに!とちょっとプンプンするけど、しゃーない、今日できることを全部明日に回すオイラの自業自得。
今から列に並んでたら、それから家に帰って荷造りしてバスに乗るのはかなり厳しいし。
並んでたら間に合わんけど、近くで拝見したくて、ちょっとだけ待つことに。
あ、来た来た!
わぁ、めっちゃ背高い~
しかも、終わって間もないせいかもしれんけど、オーラが出とるよ~

後ろ髪引かれる気持ちもあるけど、上妻さんは、精力的にコンサートツアーをされてるんで、また、近々お会いできるはず。
さ、急いで帰らんと。
ダッシュ!
by hamanocotora | 2010-09-11 23:59 | live | Trackback | Comments(0)
恒例のヨコスカジャズドリームス。
毎年、2日間の公演で、出演者の顔ぶれを見ながら、この人が1日目で、こっちのグループは2日目かぁ、もーどっちに行こーって、めっちゃ悩む。
それが、何故か今年は、か、もしかしたら、今年からは、なのか、1日公演に。
1日に凝縮されて、公演時間は1時間長くなって、どっちに行くか悩む必要もなくなって、わーい、やったー!って言いたいとこやけど、今年の出演者を見たら、なんか、めっちゃ楽しみ~って感じでもなく。
toraとーちゃんは、公演時間が5時間半になったということで、そんな長いこと、よう座ってられんかもしれん、みたいなこと言い出すし。
よっぽど、もう今年はやめとこか、と思ったものの、とにかく、梅雨が明けて、ヨコスカジャズドリームス見て、よっしゃあ、夏やぁ!といううちらにとって、これは外されへん年中行事やん、というのもあり、結局、やっぱり行くか、ということに。

今年の出演者
塩谷哲
本田雅人カルテット
ドミニク・フィヨン・カルテットwith“スインギー奥田”
 ゲスト:ティファニー
ジャパン・ジャズ・コーラス・ミーティング(デュークエイセス/ブリーズ/タイムファイブ)
宮間利之とニューハード
 ゲスト:川嶋哲郎・綾戸智恵

もちろん、オイラが、わ~、今年は、この人がめっちゃ楽しみ~っていうのがないだけで、今年も、メンツは申し分ない。
と思う。
って言うか、ジャズ、めちゃめちゃ詳しいわけでもないんで、本田雅人さん以外、ちゃんと聴いたことない人ばっかりで。

のっけは塩谷哲さんのピアノソロ。
初出演という話やったけど、以前、熱帯で出演したんですよ、とおっしゃる。
熱帯のピアノの人やったんや~と、いきなり親近感。
もちろん、オイラ、熱帯のファンでも関係者でもないんやけど、カルロスさんが、まだ大阪にいて、ラテン系っていうより、どっちかって言ったらファンキーなフュージョンみたいなんを小さなライブハウスでやってはった頃、よく聴きにいってたんで、ついでに、その頃、友だちが、ちょこっとカルロスさんとつきあってたりしてて、その後も、なんとなく気になってて。
あれよあれよという間にメジャーになってしまった時は、ちょっとびっくりしたけど。
でも、塩谷さん、熱帯の人というスタンスで聴きに入ったら、全然ちゃうし。
もちろん、選曲のせいもあると思うけど。
熱帯がわちゃわちゃしてるとは言わんけど、音色もタッチも、もっとすごいピュアな感じ。
わぁー、こんな演奏する人がいるんやー
すっごいステキで、もっともっと聴きたかったのに、如何せん、いつもトップバッターの人は、演奏時間がすごく短くて。
もっと他のも聴きたい~
すっかりファンになってしまった

次は、唯一、昔からというか、けっこう聴いてる本田雅人さん。
でも、生は、実は初めて。
生本田雅人、凄すぎる~!!
いや、テクの凄いのは録音も同じやねんけども、この迫力、何なん、これ。
それに、やっぱり、このレベルの人たちの凄いのは、これはライブ以外では絶対聴かれへん、っていうのを演ってくれること。
今回は、きらきら星変奏曲。
しかも、リコーダーで。
今日来てるのは自分目当てのお客さんだけちゃうし、そうじゃない人も楽しませんと、ってことやとしたら、ほんと貪欲というか、サービス精神旺盛というか。
凄いってわかってたけど、やっぱし凄い。
他の形容詞が思いつかんボキャ貧な自分が残念やけど、ほんと、大興奮。
生本田雅人聴けただけで、やっぱり今日来て良かった~

もちろん、他の人たちも、すばらしかった。
ドミニク・フィヨン・カルテットは、オイラ的に、ちょっと懐かしくて胸キュンな、パリの香りを思い出させてくれたし、ジャパン・ジャズ・コーラス・ミーティングは、ボーカルグループのジャズ演奏って今までほとんど聴いたことがなかったけど、やっぱり人間の身体が最高の楽器ってことを、再認識させてくれたし。

そして、当然のことながら、いつもトリは、最後の大セッションの前の、会場の空気をあたためるというか、最高潮に持っていく大任を負った大バンド。
今回は、宮間利之とニューハード。
ゲストの川嶋哲郎さんは、99年以降、スイング・ジャーナル誌の人気投票で、ずっと1位をキープという話で、どんな演奏を聴かせてくれるのか、興味津々。
同じ楽器やのに、本田さんとは、また全然違う。
わぁー、この人も、めっちゃ凄い~
本田さんが、基本、テクがめっちゃ凄い!っていうのとは逆に、いや、もちろんテクも凄いに決まってるんやけど、なんか、ソウルの凄さって言うのか。
サックスはテクじゃないでしょ、ソウルでしょ、みたいな。
このレベルになると、もうどっちが上手いか凄いかみたいなことが言えるはずもなく、どっちが好きかしかないわけで。
オイラはやっぱり本田さんの演奏が好き。
ナルチョおじさんと櫻井さん、オイラは断然ナルチョおじさん派やけど、正味、どっちが上手いとか、どっちが凄いとか、誰にも言えるわけがなく。
ナルチョさん自身は、櫻井さんのテクのことを、あいつどっかおかしい、人間にあんなことできるはずねーだろって、ライブに行った時、言ってはったけど
そして、もう1人のゲスト、綾戸智恵さん。
89歳とはどうしても思えない、宮間利之さんの元気さ加減にも驚いたけど、やっぱり綾戸智恵さん、天才的に盛り上げ上手。
出てきた途端、会場全体、もう完璧に綾戸ワールド。
昔、まだ、ほとんどの人が綾戸さんのことを知らんかった頃、紳助さんが、「俺、こないだ、びっくりしたわ。俺よりおもろいおばちゃんおんねん。」って言ってて、後になって、それが綾戸さんのことやって知ってんけど、今回、初めてライブ見て、ああ、これか、と。
大御所の宮間さんつかまえて、いきなり、何でこんなとこに松尾芭蕉がおるんかと思ったら、って
マジ、何度か、椅子から落ちかけるほど、笑わせてもらった。
演奏も、もちろん下手じゃないに決まってるんやけど、歌の上手さとか、そんなことは超越した、もう、この人は、やっぱりライブやないと!って思わせてくれる人。
演奏もMCも含め、ほんとに楽しませてくれる。

そして、最後は、お約束の大セッション。
圧巻は、塩谷哲さん、ドミニク・フィヨンさん、ニューハードの松本全芸さんの、入れ替わり立ち替わりのピアノ演奏。
きゃ~、ステキすぎる~って言うか、楽しそうすぎる~
ヨコスカジャズドリームスを毎年聴きにいきたくなってしまう訳は、なんと言っても、演奏者自身がすっごい楽しんでること。
以前、寺井尚子さんが、最後の大セッションで演った曲が、ほんとに楽しくて、次のアルバムには、絶対あの曲を入れようと思ってましたって言ってたくらいやから、聴いてる方が楽しくないわけがない。
そんなで、あっという間の5時間半。
5時間半なんて、とても思えないくらい、ほんとにほんとにあっという間。

やっぱり来て良かったわぁ。
今年も、すっごい楽しかった~
by hamanocotora | 2010-07-31 23:59 | live | Trackback | Comments(2)
みきとーちゃん。
作曲やアレンジが本業のはずなんだけど、時々、頼まれて演奏も。
今度、津軽三味線のバックで演奏するんだけど来ない~?hamatoraさん、和楽器とか民族楽器好きだよねーと、みきから嬉しいお誘いが。
木乃下真市は、上妻宏光と並ぶ、日本を代表する若手三味線奏者。
みきとーちゃん、そんな人とコラボするんや。
すごい。
もちろん行く行く、行くともさ。

津軽三味線は、上妻宏光を聴いてから、けっこうはまってるんだけど、今まで聴いたライブは、どれも大きなホールで、PAを通してるんで、もちろん、それはそれで迫力はあるんだけど、生の迫力を体験したくて、小さな場所で聴いてみたいなーと、今秋の、上妻の、小さなホールでのチケットを取ったところ。
でも、ライブハウスやったら、なおさら嬉しい!
やっぱり、ホールとは、演奏者との距離が全然ちゃうもん。

今日のライブは、赤坂グラフィティで。
赤坂見附は、以前、叔母が住んでたこともあって、駅周辺はけっこう利用してたんやけど、ライブハウスがあるなんて全然知らんかったわ。
考えたら、その頃は、まだ赤坂サカスもなかったしなー。

ライブは、2部構成になってて、第1部は、木乃下さんとTENBIさん、2人だけで、正調津軽三味線の演奏。
実は、生の正調津軽三味線を聴くのは、今回が初めて。
すごい迫力とは噂には聞いてたけど、すごいとか、そんな簡単な言葉で片付けられるもんじゃなく。
間近にステージがあるライブハウスと言えど、一応、PAは通してるんやけど、とにかく、ステージから、直接伝わってくる、音というか、響きというか、空気の震えが、波みたいに客席に押し寄せてくる。
テクニックがすごいのは、あたりまえなんやけど、テクニックのすごさだけじゃ、とても人に聴かせるような演奏はできへん楽器って言えばいいのか。
上妻さんが、「私は茨城出身なんですけど、津軽三味線を始めた頃は、茨城のもんに津軽三味線の魂がわかってたまるか、みたいなことを、ずいぶん言われまして」と、笑わせてたのを思い出したけど、マジ、演奏者と楽器の勝負みたいな感じ。
木乃下さんは、MCでも盛り上げようと頑張るんだけど、TENBIさん、演奏してる時は水を得た魚みたいになるんやけど、しゃべる段になると、いきなり緊張するらしく、木乃下さんが、話をふっても、ろくな返事をしないどころか、挙句の果て、津軽三味線のコンクールの話になった時には、そりゃ木乃下先生の奥様は優勝なさいましたけど、私は準優勝でしたから、と言い放ち、木乃下さんをうろたえさせる始末
MCでは、全く息が合わんと言うか、話が噛み合わんお二人、でも、演奏になると、1人+1人が3倍も4倍もの迫力になって、第1部最後の、津軽じょんがら節は、聴いてる方も息がつけないくらいの圧巻の演奏。
すごい、すごすぎる。

第2部は、ギターとキーボードが入って、第1部とは、全く趣が違う雰囲気に。
正調津軽三味線の迫力とは全然違うんやけど、サウンドが厚くなってる分、やっぱり、それはそれですごい迫力。
どっちがどうって言えないけど、オイラはこっちのが好き。
ずいぶん前に、みきに誘われて、みきとーちゃんのライブを聴きにいったことがあるんやけど、そん時は、自分たちのバンドで、自分たちが好きな曲を好きなように演奏してたっていうのもあって、演奏のレベル云々っていうライブではなく。
すごく楽しそうにプレイしてて、こっちもすごく楽しめたんで、それはそれで良かったんやけど。
今日のみきとーちゃんは、顔は笑ってるけど目が真剣。
みきとーちゃんって、演奏家としてもすごいんや。
って当然やけど、あらためて気が付いたりする。
とってもシャイな人なんで、TENBIさん同様、話をふられたら、助けて~って言ってたけど

今日は、血液が逆流するくらい興奮させてもらいました。
木乃下真市の演奏を、こんなに間近で聴けて、ちょー幸せ~
みき、声かけてくれてありがとー。
by hamanocotora | 2010-05-26 23:59 | live | Trackback | Comments(2)
2ヶ月続きで鼓童が見れるって。
ちょっと贅沢すぎるんですけど。
先月は、ワン・アース・ツアーの公演が横須賀芸術劇場であり、今月は、定例の12月公演が県民ホールでありと、神奈川県民にとっては、えーいいんですかぁの、2ヶ月連続、鼓童神奈川公演。
最後の「大太鼓」「屋台囃子」はお約束として、先月とはがらっと違うステージを期待しつつ、と言っても、基本、和太鼓の演奏という大前提があるわけで、そんなにがらっと変わるわけはないわなーと思いつつ。
でも、やってくれました。
やっぱり鼓童、すごい。
先月とは、まるで違う舞台を展開してくれました。
もし、「昇華」という現象を、具体に目で見ることができるとしたら、それはまさに、今、目の前で展開されてるこれこそが、それじゃないの?
と思わせてくれるような。
伝統芸能とか、人間の情念とか、大地のエネルギーとか、とかとかとか、すべてのものが、「鼓童」というものに昇華されていく。
「演奏」とか「踊り」とか「芸術」とかじゃなくて、今、目の前にあるものは、「鼓童」なんだ、と。
鼓童のみなさん、すばらしい時間をありがとうございました。
あの一瞬を、鼓童と共有できたことに、感謝です。
by hamanocotora | 2009-12-22 23:59 | live | Trackback | Comments(0)
昨日のソウェトゴスペルクワイアの熱がまだ冷めやらぬ今日、GONNAライブ。
めっちゃもったいない~
もうちょっと日あけてほしい~
とは言え、来週には鼓童が控えていて、なんか今年は、こんな12月初めてや、っていうくらいの贅沢なスケジュール。

今日は、もちろんGONNAがメインなんだけど、その他にも、久しぶりにみきと会うとか、晴れ豆のカレーを食べるとか、お楽しみが目白押し。
晴れ豆に行くのは、今日が初めて。
他のライブハウスとはちょっと違う、邦楽系ミュージシャンの出演がけっこう多くて、前から一度行きたいと思ってたので、晴れ豆に行くこと自体も、一つのお楽しみ。

ここ数年、ライブハウスといえば、ブルーノートとか、モーションブルーとか、「おいしいお食事をいただきながら、ゆっくり音楽を楽しみますの」系のこじゃれたとこしか行ってなくて、今回も、場所も代官山やし、てっきり、そういうライブハウスを想像してたんで、GONNAの前に3組もステージあるし、カレー食べながら、みきとゆっくりしゃべるしー、と思ってたのが。
ドア開けたとたん。
ライブハウスやん…
そこには、20年以上前に出入りしてた、京都の拾得や磔磔の世界が。
もしかしたら、今日は特別に人が多かったのかもしれんけど、テーブルは全部壁際に寄せられてて、椅子は全席ステージ向きに並べられ、そこはもう、ステージと客席が一体となった、熱気のかたまり。
あかん、これはしゃべれんどころか、カレーは食べれんわ。

今日の出演は、月詠、風カヲル時、ひめひおをぎ、GONNAの4組。
もちろん、GONNA以外は、名前をきくのも初めて。
これでステージがイマイチやったら、GONNAが始まるまで、ぷんぷんしながら待つ羽目になってたかもしれんけど。
なんか、最近の音楽シーンってどうなってんのか、からきし疎かってんけど、ほんまびっくりした。
いやぁ、もう、レベル高い高い。
元々、オイラ、邦楽器の音色に弱くて。
特に、尺八とか篠笛とか聴くと、前世は忍者かと思うくらい、オイラの身体のどこかしらに潜んでる太古のDNAが反応して、不安になるほどの胸騒ぎ。

月詠


風カヲル時


月詠は尺八と三味線、風カヲル時は尺八をフィーチャーしたバンドで、1曲聴いて、もうファン、すぐファン。
特に、風カヲル時は、リズムセクションが、以前入れ込んでたレブンカムイと似てて、ほんま血が騒いだ。
キーボードの女の子が、めっちゃ若くてかわいいのに(のにはおかしいか)、抜群のノリとテクで、浅岡栄子女史メラメラしてた。(マジで)

ひめひおをぎ
ひめひおをぎは、基本、弦(三味でもウクレレでも何でもありらしい)とボーカルの2人で、今日は、心花という2人組のお琴のグループがサポート。
もちろん、ひめひおをぎも初めて聴くんで、オイラにとってはすべてが新曲なわけやけど、今までとはちょっと違う試みの新曲ってやつがすごく良くて、今後注目。


最後はGONNA。
家に帰ったら、GONNAの写真がほとんど使えるのがなくて、元々、GONNAのは、ライブに集中してあんまり撮ってなかったのもあるんやけど、動き激しすぎて、ほとんどが被写体ブレ。
前回は、貞一さんが入院中で不在。
バンマスを任された辰哉さんが、プレッシャーのあまり胃炎で倒れるという、異常な事態の中で敢行された横浜公演。
メンバー全員の気合の入り方がハンパでなく、すごい気迫みなぎるステージで、今までのGONNAで一番良かったかも、くらいの出来で、貞一さんおらんでも充分やれるやんと思ったりもしたけど(貞一さんごめんなさい)、今日は、全員揃ったステージで、やっぱり貞一さんおった方がええわぁ(あたりまえやけど)と、あらためて思ったりして。
今日は、辰哉さんの、一皮剥けたパフォーマンスが印象的でした。
前回の苦悩が今日の辰哉さんにつながってるんだとしたら、災い転じて福、って言うと貞一さんに申し訳ないけど、辰哉さんにとっては、結果的には、あの胃炎も肥やしになったんですね。

結局、みきとは全然話できんかった。
もちろんカレーも食べれんかったし。
ま、それを差し引いても、今日は大満足の晴れ豆のステージ、今度は絶対カレー食べれる時、また来るよ~
by hamanocotora | 2009-12-14 23:59 | live | Trackback | Comments(0)